皆さま、こんにちはオノです
今日は朝から風ビュ~ビュ~
しかも雨
さすがに『Tシャツ・短パン』生活も
今日は出来ません
久しぶりにスニーカーで出勤です
足元から冷えますからね
さてさて、気になる今日の題名の正体はというと・・・
実は、先週から久米島で大規模な
『海洋生物調査~KUMEJIMA2009~』
が行われております。
なんと、世界各国から60名弱の研究者が集結
今回は主に甲殻類中心の調査になるようです
沖縄には多種多様な生物がまだまだいるらしく、
今までも沢山の新種を発見してきたそうです。
調査は、
1.ダイバーによる採取
2.トローリングによる採取
3.無人潜水探査機
4.浅瀬を歩いての採取
の4パターンに分かれて行われています。
その調査に、私たちダイバーも協力させて頂いてるんです
大変名誉なことですよね
だって、もし自分が新種を見つけたら
自分の名前を付けられちゃうかもしれないもん
・・・んなことはないです
でも新種の甲殻類を発見できれば、その甲殻類に
『クメジマ・・・』とかって名前が付く可能性はあるはず
その調査に、今日から戸田さんが参加しております
戸田さんにカメラを託し、写真を撮ってきてもらいました。
まず、コチラ。
『ヤビーポンプ』というもので、水中で使う道具の一つです。
この筒を砂に差し込み、黒い取っ手が付いた部分を引っ張って、筒の中に砂を入れます。
筒の中に入った砂をザルに出し、甲殻類がいないか調べます。
これを水中で繰り返して、何か発見したらタッパーに入れます。
船に上がってきたら、識別する施設まで持って行きます。
今日は、その施設にちょこっとお邪魔してきました。
入口ではハンマーを使って岩を砕いていました。
この岩の中からも、甲殻類が出てくることもあるそうです。
他にも、取ってきた岩や海藻を水で洗って
甲殻類がくっついていないかチェックしてました。
そこで見つかったものを、
ピンセットや顕微鏡を使って、細か~く調べてました。
スゴイなぁ
ちなみに、戸田さんはお昼休憩で戻ってきた時に、
『5つ見つけて、1個は「おっ!(←珍しいっていう意味)」っていうのがあったでぇ
と、嬉しそうに話しておりました
今、私たちが普通に見ている海の生物は
何十年も前に、こうやって研究されたんですよね。
こういう研究をする方たちがいるからこそ、
水中が楽しめるわけですし
感謝感謝です
そして、この調査が久米島で行われた事にも感謝です
この調査は金曜日まで続きます。
今回の調査で、いくつの新種が発見されるか
かなぁり楽しみです
潮:大潮
風向:北
天気:雨時々曇り
気温:21℃
水温:データなし
透明度:データなし
ポイント:データなし